東京 社用の手みやげ
さまざまなビジネス書が話題になっている。いまや空前のビジネス書ブーム。書店をのぞけば、所狭しとビジネス書が並んでいる。世のビジネスマンは「デキる」男を目指し、日々たゆまぬ努力を続けているようだ。もちろん、ビジネスに必要なスキルを磨くのも「デキる」サラリーマンの必須事項。しかし、業務ノウハウだけでなく、もっと身近なものを見逃しているのではないだろうか。それは「手みやげ」。
ビジネスに必須なのは、得意先との友好関係であることは間違いない。その構築、強化、修復をサポートするのが「手みやげ」だ。得意先への表敬訪問に始まり、接待や謝罪訪問の際に欠かせない「手みやげ」。人と人がぶつかりあうビジネスの場で円滑に仕事を進めるためには、手みやげも戦略的であっていいはず。日本のビジネスシーンに広く定着したこの土産文化を有効に活用しない手はない。
本書は相手をうならせる選りすぐりの手みやげを約40点収録。「初対面のとき」「お祝い、お礼の気持ちを表すとき」「おわびの気持ちを表すとき」「健康志向のお得意様に」など、用途別に分類されている上、手みやげを渡す際のマナーや、各店舗の詳細データも地図つきで掲載している、まさに「使える手みやげの永久保存版」だ。
特に相手方に対して謝罪する必要があるときは、「ピンチはチャンスだと思え」とよく言うように、その対応次第で、むしろトラブル後の方が親密な関係になることもある。「今度あの社長に謝りにいかなきゃいけないけど、何もっていこうかなぁ」と、いつも手みやげの選択に困ってしまうサラリーマンには必携の1冊。
もちろん、ビジネスシーンだけではなく、中元や歳暮シーズンの贈答品として利用しても喜ばれること間違いなしだ。
(宮澤やすみ著、岡山寛司写真、東洋経済新報社刊・1470円)
東京 社用の手みやげ






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