収穫祭

 1982年8月17日。人口わずか14人の首尾木村北西区で、村民が次々と鎌でのどを掻き切られるという大量殺人事件が発生する。暴風雨の中、現場に通じる2脚の橋が流されて地区は孤立し、警察の到着は翌日になってからだった。生き延びたのは、中3の少年少女3人と彼らが通う分校の教諭1人。4人の証言から、犯人は事件当日、事故死した英会話教室の外国人講師と断定される。

 それから9年後。犯人とされる外国人の父親に依頼された1人のフリーライターが、彼の無罪を証明するべく生き残った者たちへの取材を開始。すると、再び、猟奇的な殺人事件が起こる。凶器はまたもや鎌。殺人鬼は一体誰なのか、その理由は…。

 予測不能なストーリー展開と、意外な結末に愕然とさせられる。(幻冬舎・2100円、西澤保彦著)

収穫祭

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